洋食器のブランドといえば、ウェッジウッドやマイセン、ロイヤルコペンハーゲンなど、海外のメーカーが有名です。
日本にも世界に誇る洋食器メーカーがあることを知っていますか?
ここでは日本の洋食器ブランドとそれぞれの特徴についてご紹介します。
日本の代表的な洋食器ブランド
ノリタケ
ノリタケは1876年に創業された、100年以上の歴史を誇る老舗ブランドです。
1914年に日本で初めて食器のディナーセットを完成させました。
1932年には日本初のボーンチャイナの製造に成功するなど、「美しい白へのこだわり」に定評があります。
ノリタケの食器は、優雅なデザインと高い品質で世界中で愛されています。
ナルミ
ナルミはノリタケに次ぐ国内第2位の売り上げを誇る、高級ブランド食器メーカーです。
1946年に創業されたナルミは、1965年に日本初となる「ボーンチャイナの量産化」に成功しました。
以来、個人用から業務用まで、ボーンチャイナの美しい食器を50年以上に渡り作りつづけています。
ナルミの食器は温かみある白さが特徴で、ブライダルギフトにもよく用いられます。
大倉陶園
大倉陶園は皇室御用達の高級陶磁器メーカーです。
1919年に「良きが上にも良きものを」という理念のもとに創業されました。
大倉陶園の食器の品質はセーブルやマイセンなど西洋の名窯と肩を並べ、「セーブルのブルー、オークラのホワイト」と称されるほどです。
優雅で鮮やかな絵柄からシンプルなデザインまで幅広くシリーズを展開していて、食器としてだけでなく、飾り物としても用いられます。
日本の洋食器ブランドの魅力
日本の食器メーカーの製品は、その品質の高さと日本らしい繊細なデザインで世界中の人々を魅了しています。
製品の品質もさることながら独自の絵付け・金彩の技術など、海外メーカーに引けを取らないシリーズも数多くあります。
お董姫TOKYOでは洋食器・和食器ともに日本ブランドの食器買取に力を入れています。
査定は無料ですので、気になる食器、使わない食器があればぜひお董姫TOKYOまでお問合せください。
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